ドッグフードに必要な栄養素

人間が生きていくために必要となる三大栄養素や五大栄養素と呼ばれている栄養成分は、犬にとっても大切なもので、犬の主食となるドッグフードにはバランスよく含まれていることが望まれます。タンパク質は、アミノ酸の化合物で構成される栄養素であり、筋肉や皮膚、骨格などを構成する物質として、また、免疫調整物質やホルモンなどのさまざまな物質を体内に運ぶ輸送体やエネルギー源としての働きもあります。動物によって食べ物から摂取する必要のあるたんぱく質の種類や量は異なり、特に、犬は高たんぱく質のドッグフードを摂ることが必要となります。

脂質は、エネルギー源や生体の構成成分などとしての働きに関係する栄養成分であり、犬にとっては、コレステロールや中性脂肪が重要な部分を占めるものとなります。タンパク質と同様に食物から摂取しなければならない種類や量は動物によって異なるため、適切なバランスをとったものを与える必要があります。炭水化物は、エネルギー源としてその多くを利用される栄養成分です。人間にとっては主食に含まれる重要な栄養成分ですが、犬にとっては消化に難があることもあり、場合によっては炭水化物が多く含まれる穀物を除いて与えることもあります。ドッグフードでは、五大栄養素に含まれる、ビタミンやミネラルについては、従前はあまり重視されることがありませんでしたが、その過不足によってさまざまな病気を発症することがわかってからは、栄養学的な配慮がなされるようになっています。